Visual Studio Build Tools 2022のインストール手順
現在の最新版であるRanorex 12.7では、Ranorexの動作に必要なソフトウェア要件の一つである、Visual Studio Build Tools 2022および2026が新たにサポートされました。
それにともない、Visual Studio Build Tools 2019、2022、2026のいずれかのバージョンのインストールが必要となります。
このソフトウェアは、オンライン環境ではRanorexのインストール時に自動でインストールされますが、現在、Ranorexと互換性のない製品バージョンであるVisual Studio Build Tools 2022(MSBuild 17.14.36以降)がインストールされます。※Visual Studio Build Tools 2022(MSBuild 17.14.35以前)の製品バージョンについては、Ranorexと互換性があります。
オンライン環境・オフライン環境ともに、Ranorexと互換性のない製品バージョンであるVisual Studio Build Tools 2022(MSBuild 17.14.36以降)がインストールされている場合、Ranorex 12.7においてソリューションを開くことができず、テスト作成および実行をおこなうことができません。
本事象の対応策として、以下の手順にしたがい、手動でVisual Studio Build Tools 2022をインストールください。
目次
- マシンが外部ネットワークに接続可能な場合の手順
- マシンが外部ネットワークに接続できない場合
- お問い合わせ
※以下の内容については、2026/8/12時点での情報を掲載しております。時期によりURLや画面レイアウトなどが変更されている可能性がございますが、ご了承ください。
マシンが外部ネットワークに接続可能な場合の手順
1. Ranorexをインストールしているマシンで、以下からvs_BuildTools.exe(MSBuild 17.14.35)をダウンロードします。
2. 手順1でダウンロードしたインストーラーをダブルクリックで起動し、表示された以下の画面で[続行]をクリックします。

3. [C++ によるデスクトップ開発]を選択し、[インストール]をクリックします。

4. インストール完了後、マシンを再起動し、Ranorex Studioのソリューションが正常に開けることをご確認ください。
マシンが外部ネットワークに接続できない場合
この場合、ネットワーク接続が可能な別のマシンで必要なファイルをダウンロードのうえ、Ranorexをインストールしているマシンにそのファイルを配置し、コマンドライン経由でのインストールが必要となります。以下の手順にてお試しください。
※以降のすべての作業は、管理者権限で実施ください。
- 参考サイト
https://learn.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/install/create-an-offline-installation-of-visual-studio?view=vs-2022#use-the-command-line-to-create-a-local-cache
(1) 外部ネットワークが繋がる環境での作業
1. 以下からvs_BuildTools.exe(MSBuild 17.14.35)をダウンロードします。
2. Windows PowerShellを起動します。
3. Windows PowerShellにて、手順1でダウンロードした、vs_BuildTools.exeを置いたフォルダに移動します。
cd c:\tmp4. 以下のコマンドを実行し、ローカルレイアウトを作成します。
実行後、コマンドを実行したフォルダに、vslayoutフォルダが生成されます。
※コマンドプロンプトの場合、vs_buildtools.exeの起動コマンドの冒頭の./を削除すると実行が可能です
./vs_buildtools.exe --layout ./vslayout --add Microsoft.VisualStudio.Workload.VCTools --includeOptional --lang ja-JP (2) Visual Studio Build Tools 2022のインストール先での作業
1. 「(1) ネットワークが繋がる環境」で生成されたvslayoutフォルダを、Visual Studio Build Tools 2022をインストールしたいマシンの任意のフォルダに配置します。
2. Windows PowerShellを起動します。
3. Windows PowerShellにて、「(1) ネットワークが繋がる環境」の手順4で作成したvslayoutフォルダに移動します。
4. 以下のコマンドを実行します。
※コマンドプロンプトの場合、vs_buildtools.exeの起動コマンドの冒頭の./を削除すると実行が可能です
./vs_buildtools.exe --noweb --add Microsoft.VisualStudio.Workload.VCTools --includeOptional5. 表示されるVisual Studio Installerにて「続行」をクリックします。

6. [C++ によるデスクトップ開発]を選択し、[インストール]をクリックします。

7. インストール完了後、マシンを再起動し、Ranorex Studioのソリューションが正常に開けることをご確認ください。
お問い合わせ
上記手順にてインストールがおこなえないなど、その他不明点がございましたら、担当営業にご連絡ください。
保守サポートにご加入のお客様はRanorexテクニカルサポートまでご連絡ください。