テスト自動化の運用において、アプリケーションの変更にともないテストのメンテナンスが発生します。
このため、テスト運用を継続して続けるためには、メンテナンスのし易さが重要になります。
Ranorexでは、継続運用するために、管理しやすいテストケースの構造や、メンテナンスの工数を少なくするための機能が提供されています。

階層構造をもったプロジェクト管理

Ranorexでは、テスト内容が階層構造として管理されることで、テストケースやテストスクリプトなどの関係性が分かりやすくできます。

フォルダーや、setUP(前処理)、tearDown(後処理)などのノードを使用することで、テストケースを1つのフォルダーにまとめることもでき、より管理しやすいテスト構成でテストを運用することができます。

テストスイートの構成例

動的IDの対応

Ranorex では、アプリケーション内にあるボタンや入力フォームなどのUI要素を認識するための情報として、システム情報(コントロール、DOM、プロパティなど)を元に認識します。

システム情報に動的IDなどのテスト実行の度に変わる情報に対しても、機械学習や、正規表現、外部データなどにより柔軟に対応することができます。

また、UI要素を認識する際に使用されるシステム情報は自由に変更できるため、アプリケーションに合わせて、画面のレイアウトに強いテストスクリプトを作成できます。

複数人でのテスト共有

Ranorexでは、異なるプロジェクトで作成されたテストスクリプトをプロジェクト間で共有することができます。これにより、複数人でテストを運用する場合に、テスト担当者ごとに1つのプロジェクトを用意することでテストの管理がし易くなり、バージョン管理システムでの競合を軽減することができます。

また、プロジェクト以外にも、テストスクリプトや、オブジェクト情報などもプロジェクト間で参照、コピー、マージすることができるため、テスト体制に合わせて自由にテストを管理・運用することができます。

メンテナンス作業をサポート

Ranorexでは、テストのメンテナンス作業をサポートするための「メンテナンスモード」が用意されています。

「メンテナンスモード」を使用することで、テストの実行中にエラーが発生した場合、テストの終了を待たずに、その場でエラー箇所を修正し、修正した箇所からテストを再実行することができます。これにより、エラーの調査や修正にかかるメンテナンスの時間を削減することができます。