作成したテストの実行

Ranorexで作成したシナリオは、大きく分けて2種類の実行方法があります。

  1. Ranorex Studio から実行する
  2. 実行ファイル(*.exe)を手動またはコマンドラインで実行する

テストの作成段階では、Ranorex Studioでテストシナリオを作成中に、都度実行して上手く動くかを確認しながら進めていくことができます。 テストが完成したら、他のマシンや環境で実行するために、実行ファイル(.exe)を各環境に配布して自動実行の構成を整えていきます。CI連携でソースのコミット~自動テストの実行までも自動化したいといったケースについても、この実行ファイル(*.exe)を使うことで実現できます。

部分実行

Ranorexでは、一部のテストケースや、指定した範囲だけ実行するのも簡単です。
コードを操作する必要がなく、チェックボックスやフォルダなどの直感的な操作で、簡単に指定できます。それらの設定を保存しておくこともできます。

マルチプラットフォームに対応

クロスブラウザーテスト、クロスデバイステストが簡単におこなえます。
Ranorex は、Webのみでなくデスクトップアプリにも対応しておりますので、ブラウザーを切り替えるテストやOSを切り替えるテストも実現することができます。
エクスプローラーやダウンロードバーといった要素も操作をすることができ、様々な環境での様々なシナリオをRanorexだけで自動化することが可能です。