テストの拡張

1つのシナリオを使い、複数パターンの入力値でテストしたいというようなケースでは、データ駆動型テストが便利です。Ranorex では、CSVやExcelでデータを準備するだけで、データ駆動型テストが実現できます。同じ動作を繰り返すシナリオなどで大きな費用対効果を期待できます。

Ranorexは、設定のみで条件分岐の処理を作ることができます。
事前に準備したテストデータや、画面に表示された値を条件に指定した処理を実行するかしないか、といった内容をコードを書かずに組み立てることが可能です。

基本的にはコード不要でテスト自動化ができますが、Ranorex APIを活用し、システム的な処理や複雑な分岐をプログラミングで実装することも可能です。RanorexはIDEの機能を持っており、コードのデバッグやコンソールの確認もRanorexだけでおこなえます。作成したコードはライブラリ化して、チームで共有することもできます。

また、オートメーションヘルパー という開発元の提供しているコードライブラリを利用することもできます。プログラミング知識のない初心者から開発者まで、幅広く活用できるツールです。