Ranorex v9.5.3 日本語版 リリースのお知らせ

このたび、 Ranorexのバージョン9.5.3 が、日本語版としてリリースされました。
Ranorex 9.5.3 では、新機能の追加や機能改善が行われ、これまでの Ranorex よりも更に利便性が向上しました。

Ranorex 9.5.3 日本語版リリースにあわせて、体験版ダウンロード を開始いたしましたので、ぜひお試しください。
また、新バージョンの目玉機能となる、Self-Healing機能に関する詳細な説明資料も掲載しています。
本Blog記事からダウンロードいただけますので、ぜひご一読ください。

新機能・改善点

・Self-Healing 機能の搭載
・PDFレポート への統合機能
・新たなテクノロジーのサポート・改善
・Jira 連携の改善

Self-Healing 機能の搭載

新たに搭載された Self-Healing 機能では、テスト実行時にオブジェクトを検出できなかった場合、
より堅牢なオブジェクトパスで再検出を試みます。
これにより、テスト対象アプリのUIの変更などにより、既存のオブジェクトパスで
認識できなくなった場合であっても、エラーでテストが中断されることを回避し、テストを完了させることができます。

・ユーザーガイド:セルフヒーリング
https://www.ranorex.com/ja/help/latest/ranorex-studio-system-details/settings-configuration/self-healing/

Self-Healing 機能の詳細は、以下の資料にて紹介しております。ぜひダウンロードください。

PDFレポート への統合機能

スクリーンショットやテスト実行ビデオレポートへのリンクなど、
テスト実行によって作成されたすべてのレポートを1つのPDFに結合できる機能が追加されました。
本機能は、テストスイートのレポート設定から、容易に設定することができます。

・ユーザーガイド:レポートの設定 – PDF 形式レポートの有効化
https://www.ranorex.com/ja/help/latest/ranorex-studio-system-details/settings-configuration/report-settings/

新たなテクノロジーのサポート/改善

新たに以下のテクノロジーがサポートされました。

・iOS 14
 iOS 14 がサポートされました。
・Android 11
 Android 11 がサポートされました。
・Microsoft Edge
 Chromium版のEdgeブラウザーがシークレットモードでも開けるようになりました。

Jira 連携の改善

以前のバージョンからRanorex と Jira の連携機能は搭載されておりますが、
新たに自動生成された Jira チケットに、スクリーンショットやビデオを含む
Ranorexレポートを追加できるようになりました。

・ユーザーガイド:Jira との連携
https://www.ranorex.com/ja/latest/latest/interfaces-connectivity/jira-integration/

次回以降の記事では、Self-Healing 機能の搭載 PDFレポート への統合機能 に関してより詳しくご紹介いたします。