リモート環境でのテスト実行 ①
Ranorex で作成したテストシナリオは、テスト作成環境だけではなく、リモート環境上でも実行することができます。
※本記事では、Ranorex Studio を使用してテストを作成する環境を “テスト作成環境”、作成したテストシナリオを実行する環境を “リモート環境” とします。
作成したテストシナリオをリモート環境上で実行するには、大きく分けて以下2つの方法があります。
- ファイルコピーによる方法
- Ranorex Agent を使用する方法
1. ファイルコピーによる方法
Ranorex で作成したテスト実行モジュール(exe)や動作に必要となるファイル一式を、リモート環境に対し、手動でコピーする方法となります。
リモート環境上でテスト実行モジュール(exe)を実行することで、テストを実行することができます。
2. Ranorex Agent を使用する方法
Ranorex Agent とは、 テスト作成環境で作成したテストシナリオを、リモート環境上で実行させるためのスタンドアローンツールです。
Ranorex Agent を使用する場合、リモート環境に Ranorex Agent をインストールして使用します。
テスト作成環境からリモート環境に対し、テストの実行指示をおこなうと、テスト実行モジュール(exe)や動作に必要となるファイル一式がリモート環境へ自動でコピーされ、そのままテストが実行されます。
リモート環境でのテスト実行に関する資料のご案内
上記でご紹介した、リモート環境でテストを実行する方法に関する資料をご用意しております。
資料は、以下のリンクからダウンロードできます。
※本資料は、Ranorex v9.1を対象としています。