Automation Helpersによる提供モジュール/メソッド内容のご紹介

Ranorex オートメーションヘルパーとは、 開発元が提供している様々なモジュールとユーザー コード メソッドを集めた NuGet パッケージです。オートメーションヘルパーを使用することで、テスト実行時に便利な機能を使用することができます。

本記事では、オートメーションヘルパーで提供されているモジュール/ユーザーコードメソッドの使用方法と詳細内容についてご紹介いたします。

オートメーションヘルパーの追加/更新

Ranorex オートメーションヘルパーを追加する場合、Ranorex Studioで対象のソリューションを開き、プロジェクトビュー内の “ソリューション名”を右クリックし、オートメーションヘルパー > オートメーションヘルパーの追加 をクリックします。

オートメーションヘルパーの追加

上記手順により、対象のソリューション内に”Ranorex Automation Helpers”プロジェクトが追加されます。

また、Ranorex オートメーションヘルパーを更新する場合には、追加時と同様に、Ranorex Studioで対象のソリューションを開き、プロジェクトビュー内の”Solution – ソリューション名”を右クリックし、オートメーションヘルパー > オートメーションヘルパーの更新 をクリックします。 これにより、最新バージョンのオートメーションヘルパーに更新されます。

※オートメーションヘルパーの追加/更新は、インターネット接続が必要となります。オフライン環境でオートメーションヘルパーを使用する方法については、以下のBlog記事をご参照ください。

モジュールの使用方法

モジュールは、モジュールブラウザー内の”Ranorex Automation Helpers” – “Modules”フォルダ配下に表示されています。 モジュールを使用する場合、モジュールブラウザーから使用したいモジュールを選択し、テストスイートにドラッグアンドドロップを行います。

例:ReportTOPDFModuleを使用する場合

ユーザーコードメソッド の使用方法

ユーザーコードメソッドは、ユーザーコードライブラリからアクセスできます。ユーザーコードメソッドの使用手順は、以下となります。

  1. レコーディングモジュール(rxrec)を開きます。
  2. 左上の”新しいアクションの追加”を選択し、”ユーザーコード(User Code)” – “ライブラリから選択”をクリックします。

上記手順により、以下のような”ライブラリから選択”画面が表示されます。本画面内から、使用したいユーザーコードメソッドを選択することで、対象のレコーディングモジュール内でユーザーコードメソッドを使用できます。

ユーザーコードメソッドの一覧

オートメーションヘルパーに関するリファレンス資料のご案内

今回ご紹介した、Ranorex オートメーションヘルパーにて用意されている、各モジュール/ユーザーコードメソッドの内容についてのリファレンス資料をご用意しております。
リファレンス資料は、以下のリンクからダウンロードできます。

※本資料は、 Ranorex Automation Helpers v1.6.0 を対象としています 。