RanorexとSelenium WebDriverの連携によるテスト実行
過去に、Ranorex v7で追加された「Selenium WebDriverとの連携」のテスト方法について資料化しました。
RanorexとSelenium WebDriverの連携では、Seleniumサーバーを使用し、
Selenium WebDriverが対応するプラットフォーム(Windows、macOS、Linux)でのWebテストを行うことができます。また、Selenium WebDriverとの連携により、「できること」は以下の通りとなります。
できること:
- Ranorexで作成したテスト資産を、Selenium WebDriverで実行
- デスクトップのEdge、Safariブラウザでのテスト実行
- Windows以外のプラットフォーム(macOS、Linux)でのテスト実行
- コマンドラインでの並列実行によるテスト
- 1つのテストケースで複数のWebブラウザおよび、プラットフォームの組合せによるテスト実行
※Ranroex v8で、Edgeに対応しました。Selenium WebDriverの連携を必要とせず、他のWebブラウザ(IE、Firefox、Chrome)と同様にテストの作成・実行を行うことができます。
Ranorexで作成したテスト資産を、Selenium WebDriverで実行
Selenium WebDriverとの連携では、Seleniumサーバーを使用したテスト環境でテストを実行します。その際に使用するテスト資産(テストシナリオなど)は、Ranorexで作成したテスト資産を利用できます。
デスクトップのEdge、Safariブラウザでのテスト実行
Ranorexでは、Internet Explorer、Firefox、ChromeのWebブラウザに対応していますが、
Ranorexが対応していないEdge(※1)、Safariブラウザでのテスト実行を行えます。
※1.Ranroex v8で、Edgeに対応しました。
Windows以外のプラットフォーム(macOS、Linux)でのテスト実行
Ranorexが対応していない、macOSやLinuxのマシン上でのWebテストを行えます。
コマンドラインでの並列実行によるテスト
Ranorex Parallel Runnerの機能を使用することで、Ranorexで設定したSelenium WebDriverの複数のテスト環境上での並列実行を行えます。ただし、並列実行できるテストの数は、お持ちのライセンス数に依存します。また、Ranorex Parallel Runnerを使用せずに、テスト実行モジュール(*.exe)を同時実行することによる並列実行も行えます。詳細については、Ranorex ユーザガイド(Ranorex Parallel Runner)をご参照ください。
1つのテストケースで複数のWebブラウザおよび、プラットフォームの組合せによるテスト実行
これまでもRanorexを使用することにより、1つのテストケースで複数のWebブラウザ(IE、Firefox、Chrome)をWindowsのプラットフォームによって、テスト実行を行うことができましたが、Selenium WebDriverが対応するWebブラウザ(Edge、Safari)と、プラットフォーム(macOS、Linux)の組合せよるテスト実行を行うことができます。
「Selenium WebDriverとの連携」のテスト方法の資料は、以下のリンクよりダウンロードしてください。
注意:本資料の動作環境の情報は、Selenium WebDriverとの連携によるテスト実行において、動作を保証するものではありません。また、本資料に関するサポートへの問い合わせは受付けておりませんので、予めご了承いただけます様、お願いいたします。