テストの実行速度を速めるための設定などはありますか?
テストの実行速度については、以下2つの方法でレコーディングモジュールごとの速度変更を行うことが可能です。
- ターボモード:レコーディングモジュールの各アクションで指定されているディレイ(プロパティのDuration)をスキップし、高速に動作させます。
Delayや、Wait Forアクションで設定したディレイはスキップされません。 - リプレイ速度係数:レコーディングモジュールの各アクション(マウスカーソルの移動など)に対する実行速度を変更します。値は係数で指定し、値を増やすことで速度が上がり、減らすことで速度が下がります。アクションで指定されているディレイには適用されないため、アクションが実行される間隔は変わりません。
以下の手順で設定を行ってください。
- Ranorex Studioにて、対象のレコーディングモジュールを開きます。
- レコーディングモジュール画面の「SETTING」をクリックします。
- 表示される画面にて、「現在のレコーディング」タブを開きます。
- ターボモードを有効とする場合は、「リプレイとコード生成でターボモードを有効にする」にチェックを入れます。これにより、ターボモードが有効となり、実行速度が速まります。また、リプレイ速度係数を変更し、速度を速めるには、「リプレイ速度係数」の値を小さくします。
詳細については、以下のRanorex ユーザガイドをご参照ください。