KeySequenceアクションを使用して半角カタカナを入力できますか?
はい、可能です。
以下の対応を行うことで対応できます。
KeySequenceアクションは、キーボードにマッピングしたキーコードをシミュレートします。そのため、通常、半角カタカナを入力しようとすると、対応するキーボードの英数字が入力されます。
対応方法として、ソースコード内でKeyboard.CharacterMappingEnabled=falseを設定することにより、キーボードにマッピングしたキーコードが送られなくなり、半角カタカナの入力が可能となります。また、他の対応方法として、KeySequenceアクションの代わりにSetValueアクションを利用することも可能です。
Keyboard.CharacterMappingEnabled=falseを使用した対応方法については、以下の手順で設定を行ってください。
- Ranorex Studoにて、「プロジェクト」ビューからProgram.csファイルを開きます。
- Mainメソッド内に、Keyboard.CharacterMappingEnabled=falseのコードを記述します。
コード記述例(Ranorex v8.3.1のProgram.csファイル):
public static int Main(string[] args)
{
// Uncomment the following 2 lines if you want to automate Windows apps
// by starting the test executable directly
// if (Util.IsRestartRequiredForWinAppAccess)
// return Util.RestartWithUiAccess();Keyboard.CharacterMappingEnabled = false;
3. 対象のKeySequenceアクションにて、入力したい半角カタカナの文字列を指定します。
※ Program.csのソースファイルに記述することでテストの実行開始時に、この設定が有効となります。また、特定のレコーディングモジュールだけでこの設定を有効にしたい場合は、ユーザコード(User Code)アクションを使用ください。