メンテナンス負担を軽減し、テスト品質と運用効率を両立
テスト自動化を運用する際には、アプリケーションの変更や改修に合わせて、テストシナリオを修正する必要があります。
Ranorexは、テスト内容を簡単に管理できるように設計されており、メンテナンスの工数を削減する機能を備えています。
■ 便利なポイント ■
階層構造でわかりやすく管理
操作(アクション)を管理する「モジュール」の他に、「テストケース」や「スマートフォルダー」を自由に追加して、テスト構成を階層構造でわかりやすく管理できます。
SETUP(前処理)、TEARDOWN(後処理)などのノードで、テストケースを1つにまとめることもできます。
テストスイートの構成例
動的IDの対応
Ranorex は、ボタンや入力フォームなどのUI要素を認識するために、システム情報(コントロール、DOM、プロパティなど)を使用します。
動的IDのようなテスト実行の度に変わるシステム情報にも、機械学習や、正規表現、外部データなどにより柔軟に対応します。
また、UI要素を認識するために使用されるシステム情報を自由に選択して変更すこともできるため、対象アプリに合わせて、画面レイアウトの変更に強いテストスクリプトを作成できます。
1回目と2回目で動的にIDが変わるケース
Pathに含める要素を変更することで、1回目と2回目どちらもオブジェクト認識が可能になります。
複数人でのテスト共有
テストスクリプトの共有イメージ
Ranorexでは、作成したテストスクリプトをプロジェクト間で共有できます。
複数人でテストを運用する場合に、テスト担当者ごとにプロジェクトを分けることで、バージョン管理システムでの競合を軽減することができます。
また、テストスクリプトやオブジェクト情報も、プロジェクト間で参照、コピー、マージすることができます。
メンテナンス作業をサポート
Ranorexでは、テストのメンテナンス作業をサポートするための「メンテナンスモード」が用意されています。
テストの実行中にエラーが発生した場合、テストの終了を待たずに、その場でエラー箇所を修正し、テストを継続できます。
これにより、エラーの調査や修正にかかるメンテナンスの時間を削減することができます。
「メンテナンスモード」を使用したテスト実行のイメージ
Ranorexの特長
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