開発元では、定期的に(1か月に1-2回ほど)バージョンアップを実施し、英語版 Ranorex Studioをリリースしています。
本ページでは、バージョンアップにより追加された新機能/仕様変更/バグ修正などの情報から、主要なものを記載しています。
詳しい情報については、開発元で公開している Release Notes を参照ください。
Ranorex Studio 10.5.4(2023/3/8)
仕様変更
- テスト実行時にPDFレポートを生成するかどうかを切り替えられるようになりました
バグ修正
- マスク機能を無効にすることでレポート生成が失敗する不具合が修正されました
Ranorex Studio 10.5.3(2023/2/16)
バグ修正
- セッション作成失敗の原因となるRanorex WebDriverとSelenium間の問題が修正されました
- Win32プラグインの新しい設定が追加されました
- Oracle Formsのtableコンポーネントが認識できるようになりました
- ChromeおよびChromium Edgeブラウザで、SetValueアクションのレコーディングができない問題が修正されました
Ranorex Studio 10.5.2(2023/2/14)
バグ修正
- ExecuteScript() を使用した JavaScript の実行が正しくおこなわれるように修正されました
- Manifest V3を使用したRanorex Chrome Extensionを公開しました
注意:Chrome Extension Manifest V3におけるセキュリティ改善により、拡張機能がJavaScriptやWasmファイルなどのリモートコードを読み込めなくなりました。これにより、テストでの Executescript() の使用が制限される場合があります。
Ranorex Studio 10.5.1(2022/12/7)
バグ修正
- Ranorex Remote Agentにて、同一サブネット上の別のRuntime Floatingライセンスサーバーを参照する不具合が修正されました
Ranorex Studio 10.5.0(2022/11/23)
仕様変更
- 2つのウィンドウで表示された Electron アプリの要素をトラッキングできるようになりました
- Validate アクションの Similarity プロパティの値が保存されるようになりました
- OpenBrowser アクションの Clear cookies プロパティが期待どおりに機能するようになりました
- MSBuild 関連のすべての機能について、マシンにインストールされた最新の MSBuild を使用するようになりました
Ranorex Studio 10.4.0(2022/11/2)
仕様変更
- さまざまなレポート機能の改善が行われました:
- レポートプロパティにて、レポート上に表示するアクションをフィルタすることができます。
- レポート上で、表示するアクションをフィルタすることができます。
- レポートに表示される テストデータ、変数、およびパラメーターをマスクすることができます。
- テストケースごとのPDFレポートを生成できます。
- rxlogデータファイルからCSVレポートを作成できます。
- レポート上に、実行構成名が表示されるようになりました。
Ranorex Studio 10.3.0(2022/9/30)
仕様変更
- Ranorex APIにUIAutomationScrollItemクラスが追加されました
バグ修正
- WebView2 Windows Form Browserアプリへのテスト実行に改善が加えられました
- Windows 11 のコンテキスト メニューの認識に改善が加えられました
Ranorex Studio 10.2.4(2022/6/26)
仕様変更
- Ranorex Studio のインストーラーに、Ranorex Driver が同梱されるようになりました
バグ修正
- Xcode 13.2.1 を使用してソースコードインストルメントした iOS アプリが正常に動作しない問題が修正されました
- Windows 11 環境で、レポートに表示される OS バージョン情報、および Ranorex API の
Report.SystemSummary が返すOS バージョン情報が、適切な値を表示するように修正されました
Ranorex Studio 10.2.3 (2022/6/10)
バグ修正
- Validateアクションでスクリーンショットを取得する際に、選択しているエンドポイントのみをキャプチャするようになりました