開発元では、定期的に(1か月に1-2回ほど)バージョンアップを実施し、英語版 Ranorex Studioをリリースしています。

本ページでは、バージョンアップにより追加された新機能/仕様変更/バグ修正などの情報から、主要なものを記載しています。

詳しい情報については、開発元で公開している Release Notes を参照ください。

Ranorex Studio 10.7.2(2023/07/20)

バグ修正

  • RanoreXPath と重み付けルールが期待通りに正しく動作するようになりました
  • Delphi アプリでクラッシュが発生する問題が修正されました
  • 特定の Android アプリケーションにおいて、インストルメント後に正しく起動できない不具合が修正されました
  • UIAutomation プラグインにおいて、オブジェクトツリーでの重複を避けるために WinForms 要素を除外するようにしました

Ranorex Studio 10.7.1(2023/6/27)

仕様変更

  • .NET 5、.NET 6、.NET 7 のアプリケーションテストに対応しました
  • .NET 5、.NET 6 のアプリケーションのオブジェクト認識とパフォーマンスが向上しました
  • Ranorex のインストール画面に、既にマシンにインストールされているRanorex に必要なソフトウェアの古いバージョンを更新するためのオプションを追加しました
  • Ranorex Agent のデフォルトポートを変更するオプションを追加しました
  • Ranorex Agent のインストーラーを更新しました
  • APKファイルのインストルメント画面に、特定のフォルダ配下にある既存ファイルを保持するための「copy original signature」オプションを追加しました

バグ修正

  • .NET 6 のWPF アプリケーションで、ウィンドウの最大化「Maximize()」が、期待通り動作するようになりました
  • WPF アプリケーションのボタンテキストが認識できるようになりました
  • .NET 6 アプリケーションで、入れ子になった Windows Forms 要素が表示されるようになりました
  • ソリューションの読み込み時に、.NET アセンブリのファイルであることを確認するようになりました
  • Oracle Form 要素が「not visible」か「not enable」になっていることを正しく認識できるようになりました
  • Oracle Form の複数行テーブルを期待通りに認識できるようになりました
  • PDF レポートの「単一のPDFレポートを作成」と「テストケースごとにPDFレポートを作成」の両方を選択できてしまう問題を修正しました
  • 組み込みの Edge と Chromium ブラウザーのオブジェクトが正しく認識できるようになりました
  • Microsoft Edge WebView2 要素のトラッキングに関するバグを修正しました

Ranorex Studio 10.7.0(2023/5/11)

仕様変更

  • iOS 16 でのモバイルテストに対応しました
  • iOSのSafariブラウザでのテストをサポートしました

バグ修正

  • iOS 15およびiPadOS 15において、ユーザーコード経由でデバイスの設定が正しくおこなえるようになりました
  • iOS 16において、UITextFieldsとUITextViewsのアクセシビリティラベルが認識できるようになりました
  • iOSデバイスにて、RxBrowserでログインポップアップウインドウが期待通り動作しない不具合が修正されました
  • iOS 15 および 16でアプリがクラッシュする不具合が修正されました
  • iOSにてSetValueアクションのValueの時間と分を変更した際、時刻を正しく設定できるようになりました

Ranorex Studio 10.6.1(2023/4/28)

仕様変更

  • JUnit形式のレポートにて、標準出力の後にエラー出力をおこなう設定が追加されました

バグ修正

  • Ranorex Studio 64-bit版にて、Microsoft FxCopが動作するようになりました
  • 特定のパラメーターオプション(/pa および /tcpa)にてコマンドライン実行した際、空のレポートファイルが生成される不具合が修正されました
  • 特定のソリューションをリモートマシンで実行した場合にLineageGlueRule exceptionが発生する不具合が修正されました
  • Qt 6 アプリケーションにて要素が正常に認識・取得できるようになりました

Ranorex Studio 10.6.0(2023/4/20)

バグ修正

  • レコーディング中にタスクバーの要素を正しく認識できるようになりました
  • デスクトップフォルダーなどの、アイテムのプロパティの認識時に“Ranorex technology limitation”が表示される不具合が修正されました
  • プロパティメニュー内の異なるオプションを認識できるようになりました
  • “Use QT legacy automation mode”をTrueにした場合にクラッシュする問題が修正されました
  • Google Chrome内部のアイテムの検出に関する問題が修正されました
  • Windows 11関連の以下のバグが修正されました
    • ソリューション実行後にrxlogレポートに表示されるOS名が正しくなりました
    • コマンドプロンプトのテストを行う際にクラッシュする問題が修正されました
    • 日本語環境にて、特定の条件下でKeySequenceアクションが正しく動作しない問題が修正されました

Ranorex Studio 10.5.5(2023/4/13)

仕様変更

  • AutomationId を使用した要素の認識方法に改善がおこなわれました

バグ修正

  • Delphiアプリのテスト中にクラッシュする問題が修正されました
  • テスト実行中のオブジェクト認識、検証等のパフォーマンスが改善されました
  • リポジトリアイテムをフォルダで整理した際、ユーザーコード内の対象リポジトリアイテムのRanoreXPathが正しく更新されるようになりました
  • Delphiプラグインがアップグレードされ、DBGridテーブルの要素が認識できるようになりました
  • Ranorexがインストールされていないマシンにてログファイル生成ができない問題が修正されました

Ranorex Studio 10.5.4(2023/3/8)

仕様変更

  • テスト実行時にPDFレポートを生成するかどうかを切り替えられるようになりました

バグ修正

  • マスク機能を無効にすることでレポート生成が失敗する不具合が修正されました

Ranorex Studio 10.5.3(2023/2/16)

バグ修正

  • セッション作成失敗の原因となるRanorex WebDriverとSelenium間の問題が修正されました
  • Win32プラグインの新しい設定が追加されました
  • Oracle Formsのtableコンポーネントが認識できるようになりました
  • ChromeおよびChromium Edgeブラウザで、SetValueアクションのレコーディングができない問題が修正されました

Ranorex Studio 10.5.2(2023/2/14)

バグ修正

  • ExecuteScript() を使用した JavaScript の実行が正しくおこなわれるように修正されました
  • Manifest V3を使用したRanorex Chrome Extensionを公開しました

注意:Chrome Extension Manifest V3におけるセキュリティ改善により、拡張機能がJavaScriptやWasmファイルなどのリモートコードを読み込めなくなりました。これにより、テストでの Executescript() の使用が制限される場合があります。

Ranorex Studio 10.5.1(2022/12/7)

バグ修正

  • Ranorex Remote Agentにて、同一サブネット上の別のRuntime Floatingライセンスサーバーを参照する不具合が修正されました

Ranorex Studio 10.5.0(2022/11/23)

仕様変更

  • 2つのウィンドウで表示された Electron アプリの要素をトラッキングできるようになりました
  • Validate アクションの Similarity プロパティの値が保存されるようになりました
  • OpenBrowser アクションの Clear cookies プロパティが期待どおりに機能するようになりました
  • MSBuild 関連のすべての機能について、マシンにインストールされた最新の MSBuild を使用するようになりました

Ranorex Studio 10.4.0(2022/11/2)

仕様変更

  • さまざまなレポート機能の改善が行われました:
    • レポートプロパティにて、レポート上に表示するアクションをフィルタすることができます。
    • レポート上で、表示するアクションをフィルタすることができます。
    • レポートに表示される テストデータ、変数、およびパラメーターをマスクすることができます。
    • テストケースごとのPDFレポートを生成できます。
    • rxlogデータファイルからCSVレポートを作成できます。
    • レポート上に、実行構成名が表示されるようになりました。

Ranorex Studio 10.3.0(2022/9/30)

仕様変更

  • Ranorex APIにUIAutomationScrollItemクラスが追加されました

バグ修正

  • WebView2 Windows Form Browserアプリへのテスト実行に改善が加えられました
  • Windows 11 のコンテキスト メニューの認識に改善が加えられました

Ranorex Studio 10.2.4(2022/6/26)

仕様変更

  • Ranorex Studio のインストーラーに、Ranorex Driver が同梱されるようになりました

バグ修正

  • Xcode 13.2.1 を使用してソースコードインストルメントした iOS アプリが正常に動作しない問題が修正されました
  • Windows 11 環境で、レポートに表示される OS バージョン情報、および Ranorex API の
    Report.SystemSummary が返すOS バージョン情報が、適切な値を表示するように修正されました

Ranorex Studio 10.2.3 (2022/6/10)

バグ修正

  • Validateアクションでスクリーンショットを取得する際に、選択しているエンドポイントのみをキャプチャするようになりました