ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」で作成したWebアプリケーションをRanorexで試す

近年、「ローコード」という開発手法が注目を集めています。「ローコード」とは、グラフィカルなUIを備えたアプリケーション開発プラットフォームを用い、少ないコーディングで高性能なアプリケーションを開発する手法です。

その中でも、ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」があります。「OutSystems」には、利用できるコンポーネント「Data Grid」に、グレープシティ社が提供するJavaScript UI ライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の「FlexGrid(フレックスグリッド)」が使用されています。

本記事では、グレープシティ社様のBlogで紹介されている、以下の記事を基に、OutSystems を使用して作成したWebアプリケーションに対し、Ranorexでテストの作成・実行をおこないたいと思います。

Webアプリケーションの起動

OutSystems から、作成したWebアプリケーションを起動します。
OutSystems でWebアプリケーションを構築後、OutSystems 画面の Open in Browser をクリックすることで自動的にWebブラウザー上でアプリケーションが起動されます。

OutSystems 画面

起動をおこなうと、以下のようなアプリケーションが表示されます。
今回は、Chromeブラウザー上で、アプリケーションを起動しています。

Chromeブラウザー上で起動したWebアプリケーション

テストの作成と実行

OutSystems で作成したWebアプリケーションに対し、Ranorex を使用してテストの作成と実行をおこないます。

テストの作成

Webアプリケーションに対し、Ranorex でレコーディングをおこないます。
以下の動画でも確認できるように、Ranorex では、対象のアプリケーション上に表示されているセルやボタンを個々のオブジェクトとして認識していることが確認できます。
※Ranorex では、レコーディングを行った際に、赤枠で囲まれている単位で個々のオブジェクトとして認識しています。

レコーディング

バリデーション

画面上に表示されている値が正しいかどうかの検証をおこないます。
今回は、検索後に表示されたセル内の Realmix という文字列が正しいかどうかの検証をしています。

検証モード

レコーディングを停止すると、Ranorex を介して操作した内容が、レコーディングモジュール内に記録されます。

レコーディングモジュール

テストの実行

作成したテストシナリオを実行します。
Ranorex にて、レコーディングした内容が実行され、レポートが生成されます。

テストの実行

テスト完了後、レポートが生成され、テストが成功していることを確認できます。

レポート

今回は、OutSystems で作成したWebアプリケーションに対する、テストの作成・実行をご紹介しました。

OutSystems は、少ないコーディングで高性能なアプリケーションを開発することができることに加え、グレープシティ社が提供しているライブラリ「Wijmo」が組み込まれている DataGrid機能 を使用できるため、アプリケーション開発において大変便利な機能が備わっています。
ぜひ、OutSystems によるアプリケーションの作成をお試しください。

また、Ranorexでは、OutSystems のようなローコード開発ツールで作成されたアプリケーションに対しても、問題なくテストの作成・実行がおこなえます。
ローコード開発ツールで作成したアプリケーションにおいても、ぜひ一度、RanorexでUIテスト自動化をお試しください。